園児とママのための情報誌 えんじぃな

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Q&A

子育てQ&A

先輩パパママや専門家が、子育てについての悩みにお答えします。

2017年5月

子育て男の子2人ですが、下の子が生まれてから、お兄ちゃんのやきもちがすごいです。自分のことはできる年齢のはずなのに、いつまでも赤ちゃんがえりをして泣き叫び、なんでも「ママ手伝って」と甘えてきます。 親の方も育児疲れで余裕がなく、イライラしてしまいがちで自己嫌悪になります。どう対処したらいいでしょうか。(3歳・1歳児のママ)

寂しい気持ちを理解し、上の子と過ごす時間を作ろう

子どもは自分が大切にされていると感じられなければ自信をもって生きていけません。どの生き物もそうですが人間の子どもはとくにそうなのです。だから20年近くもの長い子育て期間があり、保護者がそばにいて愛情を注ぐのです。
その発達過程には良いことばかりではなく、一見すると悪く見えることもたくさんあります。「だだをこねる」「おもちゃを独り占めする」「力ずくで奪いとる」事例の子どもさんのように「赤ちゃんがえりをする」「下の子をライバル視する」などです。このような場合、保
護者は不安になりがちです。保護者にとっては手がかかりますし、下の子もいるので困ってしまいます。でも、これらの姿は自然で順調な育ちであることを理解してほしいのです。
年齢の近いきょうだいは、保護者の愛情をめぐるライバル同士でもあります。上の子にしてみれば、これまで周りの人の愛情を一身に受けてきたのに、それが下の子に向けられるのですから、寂しくなるのも当然です。この気持ちを受け止めてあげることがとても大切
になります。本人が悪いのではないのですから強く叱ったり、我慢させ過ぎない配慮が必要です。
時間ができたときに上の子を抱いたり、お話したりなど一緒に過ごすようにしたらよいです。それで解決するとはかぎりませんが、少なくとも悪くなったのではありません。誤解のないようにお願いします。

●アドバイザー
児嶋 雅典先生
松山東雲女子大学人文科学部
心理子ども学科子ども専攻
小学校の教師になるつもりが、
保育の面白さに気づいてすでに30年。
今も保育は全ての教育の基本という思いは変わらない。