園児とママのための情報誌 えんじぃな

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Q&A

子育てQ&A

先輩パパママや専門家が、子育てについての悩みにお答えします。

2015年11月

子育て2歳の娘は食事を始めて数分で椅子からジャンプ。テーブルに座ったり、絶叫したり、お皿をギーギー…注意しても反抗して絶対にやめません。食が細いのでたくさん食べて欲しいけど、毎回こんな調子で叱ってばかり。食事が本当に憂鬱ですが、どうすればよいでしょう。

大丈夫! 子どもの思いを受けとめよう

1歳半前後に誕生する自我は、「自分の存在に誇りを持つ」ことのはじまりと言われています。2歳児になると、内面の広がりによってふくらんでいく自我の拡大にともない、親の思うようにならないことが増えてきます。だからお子さんの食事中のマナー、注意された時の反抗的な態度や小食の悩みなど、あなたのご心配はよくわかります。では、子どもの「強情」にどう対応するか。発達心理学者の神田英雄氏の本から学んだことをお伝えします。

2歳児には、とにかく「わかった」「いいよ」と言いましょう。たとえば食事中に遊び始めたら、「いいよ、いま食べたくないんだね。じゃあ、お母さんは大急ぎで洗い物をしちゃうからね」と言葉を返すと、子どもは「ジャ、待ッテル」と気持ちを切り換えることができるようです。自分の思いが伝わったと感じた2歳児は、とってもいい表情を見せてくれるものです。わが家でもそうでした。

また親が思うように食べてくれなくても、自分が理解されていると感じたら、きっとその子なりに食べます。その安定感の上で、自分の気持ちをコントロールするのです。反抗的な態度を取ることができるのも、根本的なところで許されているという安心感があるためです。今しかない2歳児の子育てを楽しんでくださいね。

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●アドバイザー
山本万喜雄先生
愛媛大学名誉教授
聖カタリナ大学教授
人間健康福祉学部健康スポーツ学科。専門分野は健康教育学。
長年、地域に根ざした子育て支援活動に関わっている。