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Q&A

子育てQ&A

育児・子育てに関する心配や悩みについて、専門家がお答えします。

子育て危ないもの、触って欲しくないものは、子どもの手の届かない所に片付けていますが、最近は、キッチンのベビーガードを乗り越え、チャイルドロックを外し、扉を開け、中のものを出します。「開けて欲しくない、触ると痛いよ」と強く言うと、出したものを手渡してはくれますが、扉を開けることはやめません。どうればいいでしょう?

 

自然の中でたっぷり遊んでより楽しいことに興味を持たせて

 大人の立場から考えると危ないものや触ってほしくないものにふれている子どもがいれば「あぶない! さわらないで!」と注意したり、隠したり、ロックをかけてしまうのは、子どもの安全を守るために必要なことです。
しかし、子どもの立場から考えると、この姿は「わあ!これ何だろう!」「これで遊んでみたい!」と心と体が動いている状態なのです。お子さんは、いい意味でいろいろなものに興味・関心を持ち、心身が健康的に成長・発達してきています。

そこで、対応として周りにいる大人はどうすべきでしょうか。まずは、お子さんの興味・関心の対象を少しずらしてあげるといいでしょう。幼少期は人生で一番心の動く時期・五感が鋭敏な時期です。公園や広場で穴を掘ってみたり、草花にふれて遊んだり、石ころを集めてみたり、虫を観察してみたりと自然遊びを一緒にしてみてください。これら自然環境での遊びを存分にする中で、五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)を通していろいろなことに興味・関心を持ち、豊かな感性が育まれます。このような自然体験を繰り返していくと、わざわざ禁止されている物にふれることより、自然物にふれていることの方が楽しいということに気づきます。また、お休みの日などに、家族みんなで森や山にでも出かけて、斜面を登ったり、木登りするなど運動的なことも満たされると、家の中でわざわざ棚によじ登ったりすることも次第になくなってくるでしょう。ぜひ、豊かな自然体験でお子様の伸びやかな成長を支えてあげてください。

●アドバイザー
出原 大先生
松山東雲女子大学 准教授
心理子ども学科 子ども専攻
関西の幼稚園・保育園で園長を務める。「幼児教育における植物環境の考察」を研究。著書「自然・植物あそび一年中」単著(Gakken 2010)をはじめ保育雑誌などでも執筆。

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