園児とママのための情報誌 えんじぃな

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Q&A

子育てQ&A

先輩パパママや専門家が、子育てについての悩みにお答えします。

2018年7月

子育て2歳の娘のイヤイヤに悩んでいて、毎日私がイライラ期です。 物を取ったり人をたたいたり…。 やり返してたたくお兄ちゃんを怒ってしまって、 結局2人とも大号泣…。毎日嫌すぎます。 S・Oさん(4歳児・2歳児のママ)

 

「気になる」子たちが変わるとき

「2人ともやめなさい。何度言ったらわかるの!」「イヤ!」「何で泣くのよ。泣きたいのはママなんだから。」
今回の短い質問を読んだ時、このような光景を想像してしまいました。親の思いどおりにならなくて、わが子を怒鳴る経験は、多くの方が持っているのではな
いでしょうか。

さて、今回のお尋ねには、2つの内容が含まれているように思います。1つは「イヤイヤ」期の特徴と関わり。もう1つはきょうだいげんかへの対応の仕方。

まず、イヤイヤ期の特徴は、「~デハナクテ~ダ」というように発達の上では、場の方向転換ができる時期なので、子どもに選ぶチャンスを与えることが大事で。とにかく自分で決めたい気持ちの芽生えなので、大人の言いなりになることを拒否します。だから、できるだけ「どうする?」と子どもに聞く余裕が必要です。
次に、きょうだいげんかへの介入の仕方です。上の子がいつも「兄ちゃんでしょ。ガマンしなさい。」と、叱られるのはあまりにもかわいそう。「けんかする程仲がいい」という言葉もあるように、親は口を出さないことです。4歳児は、「~ダケレドモ~スル」というように、見通しを持つことができればガマンできるようになります。

「けんかできるのは今だけ。けがしない程度にやりなさい。」と言えれば上出来。疲れてきたら、ぎゅっと抱きしめてほしい。必要な時期に、必要な体験をするチャンスが与えられたと、とらえ直してみませんか。やがて、この「嵐」も去る日が来ることでしょう。

●アドバイザー
山本万喜雄先生
愛媛大学名誉教授
聖カタリナ大学教授
人間健康福祉学部健康スポーツ学科。専門分野は健康教育学。
長年、地域に根ざした子育て支援活動に関わっている。