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Q&A

子育てQ&A

育児・子育てに関する心配や悩みについて、専門家がお答えします。

子育て先日サーカスに行った帰り、公園で遊んでいた時に4歳の娘が迷子に…。名札を付けていて見つかりましたが生きた心地がしませんでした。 同じ姉妹でも慎重な姉は、親から遠く離れることは無かったのですが、妹は、好奇心旺盛でちょっとした隙にすぐ手をふりほどき行ってしまいます。 迷子を防ぐため、怖さを伝えるにはどうしたらいいでしょうか?

 

迷子体験を生きる知恵につなぐ

「慎重な長女、好奇心旺盛な次女」ですか。たしかに、きょうだいのなかでの位置は、子どもの成長の姿に、とりわけ性格の形成に影響するようですね。
さて、わが子が迷子になると、親としては「生きた心地がしない」という心境になります。私もそうでした。40年ほど前、「土曜夜市」に行った際、やはり好奇心旺盛だった次子が迷子になりました。幸い、息子の顔を知っていた知り合いが交番に連れていってくれたので再会できました。迷子になって怖さを感じたであろう、わが子の姿を見た途端、安堵の胸をなでおろすと同時に、地域における日頃の人間関係の大事さについて再確認したものでした。

ところでお尋ねの件ですが、私ならば迷子の怖さをどう伝えるかよりも、泣きたいけれども耐えていた子を抱きしめてやりたいです。4歳児といえば、大人との関係をふりかえりはじめる時期。まずはお子さんの気持ちをたっぷり聴きとってほしい。きっと子どもは、今回のはみ出し体験から学んでいることでしょう。また、子どもには自分や親の名前、住所くらいは言えるようにしてやりたい。
その点、名札をつけていてよかったです。

ただ、このところの不審者情報を見ると、不安になるかもしれません。子どもを見守るためには親同士が信頼しあって、情報を共有することも必要でしょう。迷子といえば数年前、大自然の中で小学生が生命の危機にさらされたニュースがありました。一時的にせよ子どもを自然の中に置き去りにする行為だけは避けたいものです。

●アドバイザー
山本万喜雄先生
愛媛大学名誉教授
聖カタリナ大学教授
人間健康福祉学部健康スポーツ学科。専門分野は健康教育学。
長年、地域に根ざした子育て支援活動に関わっている。

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